工芸品のような眼鏡
kearny の新作、クラウンパント型ナローフレーム「gravel-8」のご紹介です。
癖の無いシンプルなデザインで掛ける人を選ばず、
掛けた時も顔の印象の変化が少ないスッキリとしたモデルです。
デザイナーが旅で訪れた佐渡の楕円の石のイメージをレンズの形に採用。
テンプルに採用したオリジナルアセテート素材のストーン柄と蝶番のパーツには、
島や石のディテールを取り入れています。
展示会で見た印象、そして手元に届いて改めて感じたのは
「まるで工芸品のような製品」だなということ。
どことなく風土に根差した日本独特の静謐さと、
職人の息づかいを感じることのできる細部の作り込みの美しさ。
僕自身の佐渡の印象というのは幼少時代に家族旅行で訪れた時の鉱山や浜辺の思い出だけですが、
そんな朧げな記憶を辿りながらこの眼鏡をじっと眺めてみると
やはりその空気感というのはたしかに感じられるような気がします。