シルバー925と真鍮ブラスのアクセサリーのお手入れ

 

皆さま連休いかがお過ごしでしょうか。

今回はアクセサリーのお手入れのお話。
今シーズンは多くの方にefniのアクセサリーをお求め頂いていて、
同時に、「普段のお手入れってどうすればいいんですか?」
と聞かれることも増えてきましたので、ここでざっとまとめてみたいと思います

 

まず簡単に言ってしまうと、それほどデリケートなものではありません。
アクセサリーを普段日常的に着用されている場合、案外硫化は進みずらく、
日常のお手入れは柔らかい布で汗や汚れを拭き落とすだだけで大丈夫。

お願いしている工房の職人さんも
「基本的には日々の乾拭きだけで大丈夫ですよ」と言っていました。

眼鏡拭きや、使わなくなったTシャツ(柔らかく滑らかな生地)などでも大丈夫。
ちなみに上の写真は金属のお手入れに使える本革の専用クロスです。

また、保管する際は密閉された空間にしまっておくと硫化しづらくなります。

元サンプル(上写真)。着用せず数年放置で硫化が進み結構黒ぽっくなった状態です。

efniのアクセサリーは工房独自のアンティーク加工(いぶし加工)施されています
ので元々表面に少し黒っぽさがありますが、これはさらに表面の硫化が進んで倍くらい
黒くなった状態です。

硫化は表面の変化でして素材の劣化ではありませんので、
この色味のままで良いという人は、そのままでもOKですが、
もう少し初期の状態に戻したい方は下の方法がオススメです。

 

長期間放置して元サンプルの状態まで黒ずむと、
布の乾拭きだけでは落ちなくなってきますので、このような汚れ落としの溶剤の登場となります。
製品を10~20秒ほどこの中に浸してから取り出してしっかりと乾拭きします。
すると後から黒ずんだぶんだけ落ちて、ほんのり黒ずんだ元の状態に近くなります。

なお、この溶剤中にトレーとつまみが付いていて溶液が手に触れないようになっていますが、
かなり刺激が強いものですので、念たのめ使用時にはゴム手袋などを着用してください。

 

15秒ほど浸して、溶液を綺麗に拭き取った状態(上写真)。
ほぼ製品の初期に近い雰囲気になりましたね。

 

また、アクセサリーのお手入れ用品としては上のような専用のシルバークロスもあります。
これは布に研磨剤が含まれているもので、これで磨くと硫化が全て落とされて
製品がピカピカになります。
注意点としては同時に表面加工も落ち金属そのものの質感になりますので、
アンティーク加工の状態に戻すには表面の再加工が必要となります。
再加工は有料にて承っていますのでご希望の場合はお声かけください。

 

研磨剤クロスでキュキュッと磨いてみました。
キラっと光沢が増して一気に雰囲気が変わりました。
案外これがいいかも、という方もいるかもしれませんね。

今回、お手入れのサンプルは真鍮(ゴールド)でご紹介しましたが、
基本的にシルバー925シリーズも同様のお手入れとなります。

 

シルバーも研磨剤入りシルバークロスで磨くとこんな感じでピカピカに。
これはこれでエレガントな雰囲気があって良いかも。

 

 

 

でもやっぱりこれくらい味のある雰囲気が個人的には好きですかね。

 

 

 


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