一番好きな建築は?と聞かれたら、
やっぱりサヴォア邸と答えます。
ル・コルビュジエが設計した、白くて静かなあの家。
ピロティ、水平窓、屋上庭園。どれも無駄がなくて、でも堅苦しくない。
週末、時間があったのでサヴォア邸をレゴで組み立ててみました。
ただのブロックなのに、不思議とちゃんと“あの感じ”が出る。
緊張感のある構造なのに、眺めているとふっと肩の力が抜けるような感じ。
寝室の棚に飾ってみたら、照明の影が思ったより良くて、
サイドランプにしっくりなじみました。
ちょっとした時間の流れとか、余白とか、
そういうものが詰まっている感じがします。
服でいうと、白いシャツや白いTシャツに似てるかもしれません。
派手じゃないけど、気持ちが落ち着く。
明日の朝にはまた、少し違って見えるのかもしれません。
Kosoko