About FENEST


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「ここってどういうものが置いてあるんですか?」
先日、初めて来てくれた方からこう聞かれました。
続けて別の新規の方からも似たようなやりとりが何件かあったのをきっかけに、
初めて来た方は案外そう思うのかもしれないと考えました。
ということでたまには真面目に「どういうお店」かというところを
つらつらと書いていこうと思います。

 

何年もお店に通ってくれている人やウェブを定期的に見てくれている人や
オンランショップをご利用してくれている方からは
「なことわかってるわ!」という内容かもしれませんが
新規の方も常に半分くらいいらっしゃるのでやっぱりここで改めてということで。

 

まず何を売っているかというと、とても曖昧な表現ですが、
FENESTが考える「良いモノ、良い服」を集めて置いています。
ジャンル、ターゲット、コンセプトは特にありません。
それを「良い」と思ってくれる人全てがお客さまです。
ですので、実際年齢層もバラバラ。20代、30代、40代、50代~それ以上誰でもです。

 

服には食べ物と同じく、日常生活のインフラとしての生活必需品という側面(実用品)と、
趣味として、気分を高揚させるエンターテイメントとしての側面(ファッション)があって、
できるだけそのどちらも楽しんでも貰えるような品揃えを目指しています。
簡単にいうと、日常をより美しく楽しく充実したものにするためのツールとしての服を揃えています。

 

商品構成については置いてあるものをざっと分解してみると、
日本のブランド60%、海外のブランド40%くらい。
この数字自体にはあまり意味はなくて、色々入れ替えながらたどり着いたベストが
現時点ではこのバランスという感じです。
ちなみに姉妹店FUZZの商品構成が海外60/日本40くらいなので総合すると50/50くらいになっています。
尚、日本のブランドについては日本製(MADE IN JAPAN)がメインとなっています。
日本人として日本の良質な物づくりを大切に考えたいというドメスティックな志向と、
海外の長いファッションの歴史の中で培われた独自性を持ったインポートモノの持つ感覚
を両立して提案したいという思いのバランスになっています。
ドメスティック、インポート、やっぱりどちらも良いですね。

 

デザインやスタイルに関して言えば、
シンプルなフレンチカジュアル、UKトラッド、UKストリート、
アイビー・プレッピーあたりがベースになっていますがそれもキーワードとして
無意識の好みになっているものなので、セレクトの段階ではトラッドとモダンのバランスを考えつつ、
あとは感覚的なものに重点を置いています。

 

あとこれはセレクトの基準以前の話しですが、価格については適正価格だと思えるものを選んでいます。
適正でないもの、特に不当に安いと感じるモノは選びません。
不当というのは「フェアでない」という意味合いですが、映画「ザ・トゥルー・コスト」でも晒されていうように、
1,000円、2,000円で売られている服がどういう環境のもとに成り立っているかを意識すると
そういうジャンルとは距離を置いた世界でセレクトしていきたいと思っています。
生産者、販売者、消費者、この3者が等しく満足を得られるものが正しく良いと思っています。

 

接客については、
店頭ではあまりグイグイ接客していませんのでじっくりと時間をかけてお気に入りをお選びください。
司書や学芸員的な感じでひっそり佇んでいるので
わからないこと、気になることや、探しているものがあったらどんどん気軽に聞いてください。
お連れの方や子供さんは飽きたら窓側の椅子でまったり休んでいてくださいね。
ベビーカースペース、お客様用お手洗いもありますのでお気軽に。

 

とまあ長々と書いてみた割にはあまり中身の無い文になりました。
やっぱり服やファッションを言葉で説明しようとするとなんとなく上滑りした感じになりますね。
結局は感覚の問題なので、「なんかイイな」とか「好みに近い」とか思ってもらえればそれで良いかなと。
お客さまの憩いの場、サードプレイス的な場所となり、何年・何十年と気長にお付きあい頂ければ幸いです。

 

 

尚、基本話好きな故、
旅、コーヒー、酒場、サッカー、カメラ、音楽、映画、パン、カレー、あたりの話題を振られると
強く食いついて話が長くなる傾向がありますので急いでいる方はお気をつけください(笑

では

 

by Kosoko